AMD 790FXは最大でPCI Express x16の物理スロットが4基サポートできるため、4-GPUによるCorssFireXの構築が可能だ。これに対して、AMD 780GはPCI Express x16スロットは1本だけ利用できるが、Direct3D 10に対応したRadeon HD 3200をチップセットに統合しているおかげで、動画のハードウェアデコードに対応した「UVD2」を利用できるなど、特に外付けのグラフィックスカードを追加しなくてもHDコンテンツが再生できるPC(AMD的には「AMD HD! Experience」を訴求したいところだ)を低価格で作れるのがポイントとなっている。 しかし、最初は内蔵GPUを利用していても、将来的にはCrossFireを構築できる最新のグラフィックスカードを追加したい、というようなユーザーにとっては、どちらのチップセットでも要求を満たすことが