国内の公的な予防接種で使われる新型コロナウイルスワクチンとしては3つ目となるアストラゼネカのワクチンの接種が、23日から大阪市で40歳以上を対象に始まりました。 接種が始まったのは大阪 中央区の「城見ホール」で医師や看護師などのスタッフ50人体制で運営され、事前に予約した人たちが3つのブースに分かれて医師の問診を受けた後、看護師から接種を受けました。 この会場では1日あたり540人を対象に来月5日まで毎日、接種を行うということですが、今週分の予約枠は埋まり、来週については23日から予約の受け付けを始めています。 大阪市は来週から市内に2か所目の集団接種の会場を設けて、接種体制を強化することにしています。 アストラゼネカのワクチンは有効性が認められる一方で極めてまれに血栓が生じるリスクがあると指摘され、ことし5月に承認された後も公的な予防接種に使われていませんでしたが、厚生労働省は慎重に検討