骨董市で買った、なます皿(これはかなりショックだった)・猪口、素焼きの片口、デパートで買ったお湯のみ、小皿・・・、いつのまにか欠けてしまった食器たち。そして、踏みつけて漆がはがれてしまった塗りの行李。 専門家に修理を任せると、食器ならひとつに付き3千~8千円くらいすると言います。なんで300円の猪口を繕うのに、何十倍ものお金をかけなくてはならないのか(T∇T)? 一念発起して、自分で繕うことにいたしました。 日本の食器は金接ぎして修理すると、新しく魅力が加わるという、独特の世界がありますね。 ド素人のワタクシですが、食器にかける愛情には自信があります。だって思い入れのある食器たちですもの。(じゃあ割るなよ) 色々な本を読んでいますと、割に簡単に修理ができそうです。本漆ではなく、釣竿などの修理に使う、「新うるし」と言うのがありました。 本当の金接ぎは、室(ムロ)を造って高湿度を保ち、用具用材