アングル：ＧＳユアサ試練、車載電池発熱事故で成長戦略に狂いも３月２８日、ジーエス・ユアサ コーポレーション（ＧＳユアサ）がさらなる試練に直面している。写真は同社のロゴマーク。都内で１月撮影（２０１３年 ロイター／Issei Kato） ［大阪 ２８日 ロイター］ ジーエス・ユアサ コーポレーション（ＧＳユアサ）<6674.T>がさらなる試練に直面している。三菱自動車工業<7211.T>のプラグインハイブリッド車（ＰＨＶ）「アウトランダーＰＨＥＶ」で、ＧＳユアサが製造するリチウムイオン電池の発熱事故が起きたためだ。 同社が全量供給する米ボーイング７８７型機のリチウムイオン電池でも１月に発火事故が発生し、同機の運航停止が続いている。相次ぐ電池のトラブルでＧＳユアサ製品の信頼性低下は避けられず、成長を担うはずだった車載リチウムイオン電池の戦略にも狂いが生じる可能性がある。 同社は三菱自、三菱商事<8058.T>と共同出資する連結子会社、リチウムエナジージ
