日本SGIは3月21日、北陸先端科学技術大学院大学が運用を開始した科学技術計算シミュレーションシステムに、同社の「SGI UV 1000」が採用されたと発表した。シングルシステムとしては、国内最大の共有メモリ型コンピュータになるという。 北陸先端大で採用されたSGI UV 1000は、インテル Xeon プロセッサ E7 ファミリーを192(計1536コア)と12テラバイトの共有メモリを搭載する。採用理由としては、(1)システム内で大規模で単一のメモリスペースを共有し、大規模な科学技術計算シミュレーションでもメモリの制約を受けることなくプログラムが可能であること、(2)単一のLinuxシステムイメージを持ちながら高度な並列計算が可能であること――などだという。 新システムは今後、高度なデータベース処理に関する研究のほか、物質の分子や原子レベルの高速シミュレーションによる物性解析および新材料
人工の稲妻を照射した原木から生えるシイタケ。 (Photograph courtesy Koichi Takaki) 日本では古くから落雷でキノコが豊作になるという言い伝えが信じられており、農家は農地への嵐の到来を歓迎してきた。そして現在、この伝承に科学的根拠を与える研究が進んでいる。日本食に欠かせない食材であるキノコは、実際に落雷によって数が増えるという。 現在、日本ではキノコの需要が高く、海外からの輸入量が増えている。主に中国や韓国から年間およそ5万トンのキノコが日本に輸出されている。 岩手県では4年間に渡る研究の一環として、農業試験場に植えた様々なキノコに人工的に発生させた稲妻を照射し、キノコの数が実際に増えるかどうかを確認する実験が行われている。 最新の実験の結果、稲妻と同等の強さの電気的刺激を与えると、ある種のキノコは従来の栽培法に比べて収穫量が2倍以上になることがわかった
前の記事 各種の機器がつぶやくTwitter:急成長するマッシュアップ 脳から『Twitter』に直接送信(動画) 2009年4月21日 Brandon Keim 4月1日(米国時間)の午後早く、ウィスコンシン大学の生物医学エンジニアであるAdam Wilson氏は、『Twitter』にメッセージを投稿した。ただし、入力に使ったのは両手ではなく脳だ。「USING EEG TO SEND TWEET」[卵を使ってさえずり(TWEET)を送信]と頭の中で考えたのだ。 このメッセージは、電話を発明したアレクサンダー・グラハム・ベルの「Mr. Watson, come here. I want to see you.」[ワトソン君、こちらに来てくれ。会いたいのだ]の現代版といえるかもしれない。 ブレイン=コンピューター・インターフェース(BCI)は、もはや単に人々を驚かせる技術ではなく、考えること
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