デザイナーも研究者もゼロから何かを生成することはできない。 やれることはAとBという複数の概念を組み合わせてCという新しい概念を作り出すこと。 その新しい概念Cが優れているかどうかというのは別の問題。 小保方氏の場合は、その作り出したはずの新しい概念自体が偽り(詐欺)なのが明白だった。 だからこそ同業者に叩かれることになった。 仮に詐欺でなかったのなら有用であることは確かだったから、あれほどの大騒ぎになった。 一方、佐野氏は作り出した概念が偽りであるかどうかは見る人によって判断が異なる。 色を変えたり位置を変えたりしただけでも新しい要素を加えたという見方もできるし、そうでない見方もできる。 シンプルな構造である場合は特に、真似るつもりがなくても何らかの先行事例に似てしまう可能性が否定できない。 だからこそ同業者の対応は同情的だったと考えられる。 仮に詐欺的な行為がされていたとしても、それが
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