相模原市は２０１２年秋ごろ、同市と愛川町、清川村にまたがる宮ケ瀬湖周辺で、自転車レース「ツール・ド・相模原（宮ケ瀬湖）」（仮称）の開催を検討していることが12日、分かった。20代の若手職員らの発案で取り組みを進めており、11年度に詳しい計画を策定する方針。関係者は今年４月、政令指定都市に移行した相模原市の新たな“看板”事業として期待を寄せている。 市教育委員会スポーツ課によると、生涯スポーツとして近年、人気を集めている自転車競技の普及や市内のスポーツ人口の拡大を図るとともに、水と緑に恵まれた緑区（旧津久井郡）周辺の豊かな自然をアピールし、相模原市の知名度向上などにつなげるのが目的。 １周約11キロのコースを設け、１００キロ以上や短距離、子ども部門など種目別に分け、タイムを競うという。事業費は７００万円程度を想定。参加者は約千人を見込み、参加料として１人５千円を集め、事業費に充てることも