日本人 ロシアビザで国後島へ 4月2日 20時40分 北方領土を巡って、日本政府がロシアのビザを取得した渡航の自粛を呼びかけるなか、日本人の男性2人が、2日から北方領土の国後島を訪問していることが分かりました。 ロシア当局や国後島の関係者らがNHKに明らかにしたところによりますと、国後島を訪れたのは、59歳と47歳の日本人の男性2人で、1日、サハリン南部のコルサコフを定期船で出発し、2日から国後島の古釜布を訪問しているということです。2人はいずれも水産関係のビジネスマンとみられ、先月末にロシアの観光ビザを取得してサハリンを訪れたあと、旅行会社を通じて、国後島と択捉島を訪れるための定期船のチケットや入域許可証を取得したということです。このうち、59歳の男性は、今年1月にもロシアのビザを取得して、国後島の古釜布を訪れていたことが島の関係者の話で分かっています。北方領土を巡っては、日本人がロシア