電力ひっ迫で人工呼吸器は 8月16日 19時48分 関西電力管内の電力の需給が厳しくなるなか、人工呼吸器を付けて自宅で生活を続ける難病の患者の中には、万が一の停電に備えて、予備のバッテリーを業者から借りるなど対策に追われる人も出ています。 関西電力は17日以降、電力の需要が高まり、需給が厳しくなると見込んでいます。こうしたなか、筋肉が次第に萎縮する難病、筋ジストロフィーのため、京都市北区の自宅で人工呼吸器を付けて生活を続ける佐藤謙さん(27)は、万が一の停電に備え、16日から予備のバッテリー1つを業者から借りました。佐藤さんは、外出用にバッテリーを2つ持っていますが、バッテリーは1つ、1時間から3時間しかもたないため、停電が長時間となる場合には人工呼吸器が動かせなくなる不安を感じたということです。また、夜中に停電が起きても、すぐにバッテリーにつなぎ替えることができるよう、懐中電灯も準備しま