田端信太郎さんから御著書『MEDIA MAKERS』を頂きました。 MEDIA MAKERS―社会が動く「影響力」の正体 作者: 田端信太郎出版社/メーカー: 宣伝会議発売日: 2012/11/12メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 9人 クリック: 139回この商品を含むブログ (26件) を見る 田端さんは、ライブドア事件当時“livedoorニュース”の責任者だった方で、その昔はR25の創刊に関わり、最近は多くのメディアサイトの立ち上げやマネタイズを手がけている“ネットメディアのプロ”です。 前書きでも「長く「メディアの魔力」に恋い焦がれ、取り憑かれてきたものとして」、とあるように、彼の「スキ好きスキ好き、メディア大好き!」という気持ちが溢れています。 一方の私は「Chikirinの日記」が人気化したことで、意図せずしてネットメディアの世界に片足のつま先を突っ込むようになりまし
日本では、自己実現と仕事は必ずセットで語られる。 例えば、学校教育において、生徒に「将来の夢」を考えさせたりするが、これは「将来なりたい職業」のことを指すという暗黙の了解がある。「ゲームの達人になりたい」とか「漫画をずっと読んでいたい」といった職業に結びつかない夢は、夢とはみなされない。「自分の夢は仕事以外の時間で実現して、仕事自体はなるべくその夢の実現の邪魔にならないものを選びたい」という極めて現実的な考え方には、指導が入る。 昔、TBSで「愛しの仕事さま」という就活番組が放送されていた。この番組名の裏には、「仕事で自己実現をしている人は輝いている」という思想が間違いなく存在している。また、村上龍の「13歳のハローワーク」はよく売れたが、この本も「好きなことを仕事にする」ということを強く推奨していた。この本の中では、「趣味は老人のもの」とまで言われており、「仕事を仕事と割りきって、趣味で
最近は、就職活動を子供まかせにせずに、親があれこれと手助けをするケースが増えているそうだ。例えば、次のような本がそれなりに売れているらしい。 親子で勝つ就活 わが子が内定を勝ち取るための80のポイント 作者: 田宮寛之出版社/メーカー: 東洋経済新報社発売日: 2012/09/26メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 1人 クリック: 1回この商品を含むブログを見る 就活は子どもに任せるな (中公新書ラクレ) 作者: 鈴木健介出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 2011/08/10メディア: 新書購入: 1人 クリック: 12回この商品を含むブログ (2件) を見る 上に挙げたのは一例で、この手の本は山ほど発売されている。さらには、本だけでなく、最近は保護者向けの就職セミナーのようなものまであるらしい。すごい時代になったなぁ、と感じずにはいられない。 こんな風に、親が子供の就職活
株式会社ファーストロジックの新卒採用サイトのブラック感が半端ないということで、昨日から話題になっている。 新卒採用2014 | 株式会社ファーストロジック 情報商材のようなレイアウトや、小林よしのりのゴーマニズム宣言を彷彿とさせるようなマンガがついているなど、ネタ感が満載であり、きっと悪ノリで作ったのだろうと思われる内容である。新卒採用サイトなのに「学生」として就活している方はお断りです、などと書いてあって、一体何を言っているんだという気もするが、まぁネタならしょうがない。 ただ、このサイトを単なるネタとして流すのはちょっと惜しい。なぜかというと、このサイトのマンガに書かれている論理は、「いわゆる」ベンチャー企業が新卒の学生を募集するときに使われる典型的なものであり、大いに参考になるからだ。明らかにブラックで、やりがい搾取の類だと一発で気づけるだけ、ファーストロジックの採用サイトは良心的だ
僕がまだ大学2年生ぐらいの頃、サークルの飲み会に、既に就職したサークルのOBがやってきて、こんなアドバイスをしてきたことがある。 「社会人になったら、もう大学生みたいには遊べない。今のうちに思いっきり遊んでおいたほうがいいよ」 当時は「そんなものか」とあまり深く考えることがなかったが、今はこのようなアドバイス自体にかなりの抵抗がある。 この手のアドバイスをする人はかなり多い。就職が決まった大学4年生が、大がかりな卒業旅行を計画するのも、「もう、こんなに思いっきり遊べるのは、これで最後だから」という考えが裏にあるように感じられる。これは、ものすごく後ろ向きで、悲しい考えだと僕は思う。 果たして、「就職したらもう二度と大学生のように遊べない」というのは事実なんだろうか。確かに、終身雇用の会社に就職して、定年までずっと勤めるのであれば、もう二度と大学生のように長期間旅行に行ったりすることはできな
今日は社畜の中でも特に厄介な、「ゾンビ型社畜」というものについて書きたいと思う。 この「ゾンビ型社畜」というのは、僕の知り合いの造語なのだけど、なかなかうまい表現だなと思ったのでここで紹介したい。ゾンビ型社畜とは、自らが社畜であるというだけでなく、自分以外の人間まで自分と同じような社畜にしようとしてくるタイプの社畜である。感染力があるのが、大きな特徴だ。 実際、社畜であったとしても、それを他人に広めようとしないのであれば害はそれほどないと言ってよい。仕事が趣味で、サビ残や休日出勤が好きで好きでしょうがないという人も、自分だけで完結していて周囲を巻き込むことがないのであれば特に迷惑はかからない。しかし、ゾンビ型社畜は違う。自分がサビ残をしているのであれば、他人にもサビ残をすることを強要する。定時で帰る後輩社員がいれば、「社会人の常識が身についてない」と説教をする。有給を使おうという社員がいれ
僕は、AX Koreaで、今日のライブを共にする人々と待ち合わせた。 現地はあまりに寒く、近くの家庭的な8席しかない喫茶店で時間をつぶし、チケットを入手した後、ホテルに一度戻り、6時の会場を目指して、再度、会場を訪れた。 開場を待つファンは増えていたが、混乱はなかった。現地の熱狂的なファンも一部に見られ、女子比率は高く、女子の方がむしろ多いかもしれない。 僕らは、教え子の弟、ジュネーブからのファンとともに、会場に入る。会場は、まさに大き目のライブハウスで、収容人数は2000余りか。僕らは、1階の後ろの方で見ることになる。 *** ライブは終わった。 今日のライブが素晴らしかった点はただ一つ。 三人が、生き生きとし、充実した楽しさを味わっていたということだ。 数年前なら輝いていた、というところだが、彼女たちは、やはり東京ドーム以来、大人になった。 成熟した、落ち着いた素晴らしさがにじみ出てい
すべての経済学と経営学はPerfumeから学べる。 これは、先日、元日本銀行審議委員の中原伸之氏からも、私のパネルディスカッションでの議論に賛同を頂いたから、個人的な主張ではない。彼にPerfume理論への賛辞を頂いたことで、今後、さらにこの理論は発展していく。 昨日のライブでのコメントに関連して、一点、その例を示そう。 *** コンサルタントや評論家は、企業の経営者が永遠のチャレンジをすることを嫌う。メディアは、それを盛り上げるが、冷静に考えれば、成功した企業の多くは、たまたま一つのビジネスモデルで成功しただけで、あるいは、一つの勝ちパターンを生み出しただけで、成長の持続力がある程度あるとしても、必ず、賞味期限がある。ビジネスモデルの有効性は、環境が変化すれば失われるし、しかも、新しいものにチャレンジして成功する理由はない。 これは、多くの起業家、経営者が陥る典型的な自信過剰の誤謬である
昨日、俺が好きな都内のカレー屋をまとめてみる - 常夏島日記を書いたところ、そのブックマークページの下部にカレールーの宣伝が出ていたので、図に乗って調べてみたら、結構驚愕の世界が広がっていましたよ! というわけで、レトルトカレー、いくつか拾ってご紹介しましょう。ステマ(死語)どころではないダイレクトなアフィリエイトリンク集だけど、気にしないでね! ではいきます。 デリー カレ? 350g 出版社/メーカー: デリ?メディア: その他この商品を含むブログを見るデリー カシミ?ル カレ? 350g 出版社/メーカー: デリーメディア: その他この商品を含むブログ (2件) を見るいきなりです。昨日ご紹介した、デリー 銀座店の味そのものずばりが楽しめます。サラサラのスープ、ガツンとくる辛さ、デリーの味そのものです。レトルト恐るべし。 次。 新宿中村屋 インドカリースパイシーチキン2個パック (2
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