この画像を大きなサイズで見る 英ノーザンブリア大学のワレンティナ・ジャルコワ(Valentina Zharkova)教授は、35年に及ぶ太陽活動の低下は”氷河期”の到来を告げる可能性があると主張している。しかし彼女の説は温暖化説の支持者による強い抵抗にあっている。 ジャルコワ教授のチームは、太陽活動が1600年代の小氷河期以来なかったレベルにまで低下する可能性があるとした黒点モデルの研究を発表した。論文では活動レベルの低下は世界の気候モデルに大きな意味合いを持つと結論付けているが、一部の学者からは激しい反発を受けた。 太陽活動の変化を発見 ジャルコワ教授が発見したのは、太陽活動が太陽内部から発生している2つの磁気波に応じて弱まったり、強まったりしているということだ。 研究チームが太陽のデータを予測モデルに当てはめたところ、1600年代後半のマウンダー極小期のような低活動期に移行しつつあるこ
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