スマートフォンでの新たなUI 前回は、業務利用のためのスマートフォン選びでは、どのような点に注意すればよいのかを解説した。最終回の今回は、スマートフォンのUIについて実際の開発で発生した具体的な課題も挙げて解説する。 前回説明したように、UIは「ユーザビリティ」としてとらえることができる。ユーザビリティの語源は「Use+able」。定義はさまざまで、「認知性」「有効性」「効率性」「習熟性」「操作性」「快適性」など幅広い。さらに「エラー発生でのフィードバック」など、品質に関する観点もある。 前回はまた、広義のスマートフォンとして、タブレット型端末もスマートフォンの範囲に入れてよいことを示した。米AppleのiPhoneもiPadも、いずれも業務利用のスマートフォンとして考えよう、ということである。両端末の違いは、きょう体と画面のサイズである。iPadで音声通話をする人はいないが、ノートPCと
(本記事は、ゲストブロガーのITジャーナリスト 星暁雄氏による投稿です) ニュースサイト「ITpro」の企画で、この2010年秋冬に日本の携帯電話事業者4社が発売するAndroidスマートフォン14機種をレビューした(2010年秋冬のAndroidスマートフォン14機種レビュー - ITpro)。1機種あたり2〜4日をかけて14機種を試用してみて、Androidスマートフォンの進化のスピードを文字通り体感した。その感想を忘れないうちに書き留めておきたい。 最初のAndroidから実現していた重要な機能 日本市場に最初に投入されたAndroidスマートフォン「HT-03A」が登場したのは2009年7月。同じ2009年7月には、第3世代のiPhoneである「iPhone3GS」が発売されている。 この時点では、率直にいってiPhoneとHT-03Aは勝負にならなかった。販売台数という意味でも、
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