ゼンド・ジャパンは1月6日、ウェブシステム開発向けスクリプト言語である「PHP」の実行環境を提供するアプリケーションサーバ「Zend Server日本語版」を発表した。x86 Linux対応版を1月17日、Windows対応版を2011年第1四半期中に販売開始する。 Zend Server日本語版は、従来個別の製品として提供されていた実行環境の「Zend Core」と、より高度な実行管理を可能にするミドルウェア「Zend Platform」の機能を統合したもの。両製品の後継に位置づけられ、PHPのバージョンは5.3に対応する。 小規模向けの「Standard Edition(SE)」と、大規模サイトでの運用が可能な「Enterprise Edition(EE)」の2つのエディションが用意されている。新バージョンでの強化点としては、コードキャッシュ、ページキャッシュ(EEのみ)などのキャッシ