外観を見ていく前に、本機のスペックを整理しよう。詳細は右の表の通りだが、ボディサイズはちょっと大きいiPhone/スマートフォンであり、非常にコンパクトなタブレット端末といえる。本機は往年のW-ZERO3をグッとスリムにして、底面積は二回りほど大きくした形に近く、屋外で通話している様子は端から見ると違和感を覚えるかもしれないが、薄型の子機で通話していると考えれば、納得できる範囲といえるかもしれない。 ただ、写真を見てもらえば分かる通り、iPadと比べるとそのコンパクトさは一目瞭然(りょうぜん)だ。東京近郊の電車や地下鉄では、立ってiPadを抱えながら操作している人も見かけるが、やはりiPadの重量(約680グラム~)を考えると片手で利用しつづけるのはかなり苦しい。その点、約216グラムの本機ならばiPhoneよりも重いとはいえ十分に片手で扱え、画面サイズも5型と見やすい。何より、胸ポケット