男子のここにキュンキュンする話４ - ひたすら幸せになりたい系女子お盆にうちの実家に帰省したときの話。 夕ごはんの時、伯母さん（母の妹）と従兄弟が来た。従兄弟は今年成人になる子で、彼が高校を卒業し介護施設で働き出してから会っていないから会うの恐らく２、３年ぶりだった。「大きくなったなあ！」と感動し、ハグをした。 「最近どう？」「彼女はいないの？」「仕事大変でしょ？」私はただの親戚のおばちゃんだった。くろさんは微笑ましいとばかりの表情を浮かべながら、ビールと焼酎を父に勧められるままに飲んでいた。 「めろねえちゃんライン教えてよ」 「いいよ～後で弟から聞いてみて」 私の弟のラインを従兄弟は知っているので弟任せにした。 その場で教え合えば早かったのかもしれないが、めんどくさがりな私である。 翌日の朝早くから、従兄弟からラインが来た。 何通かやり取りをしているうちに「使ってる絵文字が腐女子みたい」と言われたので、「ありゃバレた」と返した。 そうしたら、である。
