日本学術会議が「例えプラセボとしても、医療関係者がホメオパシーを治療に使用することは認められません」という声明を発表したのが2010年の8月である。ちょうど3年前。さて、例えばの話、日本学術会議なり、日本産婦人科学会なり、なんらかの公的な学術団体が出産についての公式声明を発表し、「出産は助産師や産婦人科医などの専門家の管理下で行われることが望ましい」などと同時に、 「ホメオパシー」を使用する助産師が増えている。 という記述があったとしよう。日本における最近のホメオパシーの問題点についてよく知らない人は、「助産師という資格を持ち、専門性を持った人たちがホメオパシーを使用していることを記述しているということは、この文章はホメオパシーを擁護しているのだ」「ホメオパス(ホメオパシー使用者)を排除するための記述ではなく、むしろ助産師とホメオパスが重なりあっていることを認識してもらうための文章だ」と解
出産や育児の楽しさを知ってもらう第1回「育児本には載っていない!子育て新常識♪大人気助産師・こばやしひさこ先生の子育てセミナー」が10月17日、大阪市天王寺区のクレオ大阪中央で開かれた。アロマセラピーを取り入れた産後ケアサービスを提供している有限会社ビィマインド(大阪市西区)が森永乳業の協力で主催。妊娠中の女性や小さな子どもを持つ母親約30人が参加した。同セミナーは今後も月に1回開催される。 講師を務めた「助産院ばぶばぶ」院長の小林寿子さん(38)は、8人の子どもの母で9人目の出産を間近に控えている。セミナーでは「『いのちの誕生』の神秘」をテーマに出産や授乳、子育てについて講演。「陣痛に耐えることで母子ともにアドレナリンを分泌し、産後数時間は興奮状態で起きていられるので分娩台で授乳することができる」と小林さんが説明すると、出産を経験した母親も驚きの声をあげた。 小林さんは、呼吸法などで体の
初めまして。 訴訟を起こされるかも知れず、不安な毎日を過ごしています。 私は、3年前から助産院を開業している助産師です。 実は、今年の初めに「どうしても先生のところで産ませてほしい」と頼み込まれ、 持病のある方の出産を引き受ける事になりました。 持病がある方なので、非常にそのリスクが恐ろしく、初めのうちは断っていました。 万一の事があっても責任が取れない、取り返しのつかない事になってからでは遅い、という話を何度も何度もしましたが、それでも構わない、お願いしますと頭を下げて頼みこまれ、熱意に負けて引き受ける事にしてしまったのです。 ですが、予感は的中・・・死産となってしまいました。 予定日を過ぎても生まれる気配もなく、陣痛促進剤を使って誘発してみるものの、思うように子宮口が開かず、とても難産でした。少し乱暴ですが、おなかを押してみたりもしましたが、それでも生まれる気配がありません。
適切な出産方法を取らなかったため生まれてきた男児(3)が重度の障害を負ったとして、奈良県桜井市の両親が同県田原本町の産婦人科病院を相手取り、約1億9千万円の損害賠償を求めた裁判の第1回弁論が7日、奈良地裁(一谷好文裁判長)であった。 訴状によると、原告である母親の出産が難産で自然分娩は危険性が高かったのに「自然分娩の病院だから帝王切開はできない」などと言って強行。その後も適切な治療をしなかったため生まれてきた子供が低酸素脳症による脳性まひの障害を負ったとしている。 弁論で病院側は書面で「出産方法は適切だった。障害を負ったのは生まれつきによるものだ」と反論した。次回弁論は3月15日。
コメント欄にいただいたご指摘から、予防接種と助産師・保健師についてのお話。 ちなみに、まず「看護師」の免許をとりまして、「助産師」・「保健師」の養成課程を経てそれぞれの国家試験を受けることになっています。 (臨床で看護師をしなくてもこの2つの免許は取れます) (市民の皆様には知られていないことですが)医療関係者は実はワクチンについてあまり勉強しないままその免許を取得しています 研修医にたずねると、「1コマくらいやったかなあ」。(看護学校も同様) 国家試験には「さて生ワクチンはどれでしょ」的な問題があるそうで、医学生や看護学生が、なんとなんと、ごろあわせて「ポリオといったら生だよねえ!」的暗記をしているのだそうです。 とほほ! いや、もっと大きく とほほ! ・・知識はそれはそれで勉強会などでおぎなえばいいのですが、中には消極的というより、「ワクチン?そんなものやめたほういがいいって」と否定派
P&K @peaseofkids @kotokonohaha 「妊婦検診の未受診」と「自宅出産」はイコールじゃありませんよ、自宅出産を希望する妊婦さんは、自己管理をしっかりされてる方は多いいです。ちょっとこの誤解を招く様な記述はやめて下さいね。 2011-06-23 09:56:23 P&K @peaseofkids 自分の子供が助産院出産で亡くなって、その悲しみは理解できるが、だからといって、全ての助産院や自宅出産をあたかも否定するような思考は、あまりにもネガティブ。なんでもかんでも自己責任とは言わないが、それは自分が選択した助産院で起きた事であって、選択の自由もあったはず。 2011-06-23 10:01:04
英カーディフ大と製薬会社が18カ国の男女1万人を調査し、妊娠に関する知識の日本の正答率は男性16位、女性17位という記事が本紙に載った。驚きはなかった。 バースコーディネーターの大葉ナナコさんが、生まれてきた力を伝える「誕生学」を編み出し、小学校などで授業をすることが増えたのは2003年。「子ども自身が命がけで産道を通って生まれたこと、赤ちゃんの時に家族からとても愛されたから、こうして生きていることを伝えるの。すると子どもたちは自信を取り戻し、未来に目を向ける」と教えてくれた。 子どもが「性」に関心を持ち、親に聞いてくるのは「5歳まで、小学3・4年生、思春期」。その際「大きくなってから」と先送りしないことが大切という。せっかくだから、当時3年生だった息子のクラスでも子ども向けと親向けの「誕生学」を、と担任に持ちかけると「大賛成」。ところが校長から「待った」がかかり、10人ほどの親だけのこぢ
■吉村医院の哲学のコメント欄にて、■糸島産家プロジェクト*1についての情報を教えていただいた。孫引きで申し訳ないが、糸島産家プロジェクトのページに紹介されていた読売新聞の記事を引用する。 「糸島産家プロジェクト」は昨年末、春日助産院(春日市)の大牟田智子院長や福岡市成人病センターの信友浩一病院長、街づくりイベントなどを企画する糸島市のNPO法人「いとひとねっと」代表の桑野陽子さん(47)ら6人が発起人となってスタート。自宅分娩も扱う春日助産院の「分院」という形で実現させようと、現在、立地場所を探している。 メンバーらが施設のモデルとして参考にしているのが愛知県岡崎市の「吉村医院」。同医院では可能な限り、医療の力に頼らない自然分娩を実践している。 「糸島産家プロジェクト」は吉村正医師を招いて講演会も開催している。発起人の一人である大牟田智子助産師は、「自然分娩」を支持する典型的な助産師といっ
にゃご様からの情報です。 いまさらではありますが、かの御仁についての新ネタをご紹介します。 地元の市医師会へ産婦人科医会から質問状が突きつけられました。 なにかというと、これです。 糸島産屋プロジェクト 発起人 http://www.itoshimaubuya.com/staff 読売新聞の記事 http://goo.gl/vcrCP 映画「玄牝」でも話題になった、あの吉村医院をモデルに 「産屋うぶや」なるものを作る事業を、信友先生は推進しておられるようです。 http://goo.gl/AmJE5 とりあえず1/18付読売記事を起します。 糸島市に「産家」を 自然なお産に備えて心と体を整える場として、糸島市で「産屋」をつくろうという計画が動き始めている。児童虐待などの子育てを巡る問題が深刻化する中、母親となる女性やその家族に新たな命を産み育てる力を養ってもらおうというのが狙い。(向井由布
妊婦の超音波検査について、日本産科婦人科学会は、胎児の染色体や遺伝子の異常を調べる「出生前診断」になり得ると位置づける見解(指針)案をまとめた。超音波検査は近年、画像の精度が上がり、画像上の特徴から異常が推測できるようになった。夫妻に十分説明し、出生前診断として実施する際は同意を得るよう求めている。 見解は学会(理事長=吉村泰典慶応義塾大教授)の自主規制としてのルール。今月下旬に理事会で最終的に議論し、4月の総会で正式に決める。 通常の妊婦健診では従来の出生前診断はしないが、超音波検査(エコー)は実施されている。近年は胎児の染色体の数が多いなどの異常の可能性もある程度わかるものの、医師も妊婦もこれが出生前診断になるという認識は薄い。日本周産期・新生児医学会の昨年の調査では、半数の産婦人科医が妊婦の同意をとらずに検査していた。 超音波検査で染色体異常がわかる確率は妊婦の年齢などにより違
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