ヤマト運輸は、宅急便などの送り状を顧客のシステムから直接発行できる「B2クラウドAPI」を6月12日に公開した。 【この記事に関する別の画像を見る】 法人向けに提供している「送り状発行システムB2クラウド」のWeb-API。同APIを利用することで、EC事業などを行なっているユーザーがEC業務関連のシステムと「送り状発行システムB2クラウド」を別々に利用することなく、EC業務関連のシステムから直接送り状が発行でき、送り状発行済データの連携も自動で行なえる。 導入の背景として、EC市場の拡大により、店舗販売だけでなく複数のECサイトで販売を始める小売事業者が増えていることを挙げている。また、複数サイトにおける受注・在庫管理や出荷手配など、煩雑化した業務が課題となっており、ECサイトの開設や受注から販売までを一括管理するシステムを利用するEC事業者も増えている。 同社では2017年5月から法人