2024年1月5日のブックマーク (2件)

  • 「東京がすごかった時代」と既に始まっている衰退

    当時の東京を示す現象 いったん地方に住んでみると、東京のすごさはよくわかる。何しろ、中央官庁はすべて揃い、かつて世界で絶大なる存在感を示した名だたる企業の社が多数存在するのだ。 一時期世界で圧倒的存在感を示した「経済」の面において、東京は1980年代前半~1990年代前半はニューヨークと並ぶ世界一の都市だったと言っていいだろう。 1983年に「ビッグコミックスピリッツ」で連載が開始した漫画『美お 味いしんぼ』の初期のストーリーを読むと、当時の東京の雰囲気が見えてくる。 世界の名だたるレストランがこぞって東京に店舗を作り、そこに金持ち日人が多数訪れる。そこに集う自称・通はフォアグラがウマいだの「ここにあるもので一番高いものもってこい!」と言う。挙句の果てには「経済大国日様様ですね」などと言う。 マドンナやマイケル・ジャクソンが東京ドームでツアーをすれば、連日満席に。当時最強だったボク

    「東京がすごかった時代」と既に始まっている衰退
  • 「血で書かれた」安全基準 全乗客の命を救ったJALの徹底意識、契機は40年前の惨事

    (CNN) 東京の羽田空港で日航空(JAL)の旅客機と海上保安庁の航空機が衝突した事故は、映像を見る限り、無傷だった人がいたことが奇跡のようにさえ思えた。 2日に起きた事故では海上保安庁の航空機に搭乗していた乗員6人のうち5人が死亡した。JALの乗客乗員379人に死者はなかった。 事故に関する調査は続けられているが、炎に包まれた旅客機の搭乗者全員が避難できたのは、現代の旅客機の安全基準とJALの徹底した安全意識の組み合わせに尽きると専門家は指摘する。 「映像を見て、全員が脱出できたことに驚き、安堵(あんど)した」。こうした事故に詳しい英クランフィールド大学のグラハム・ブレイスウェイト教授はそう語る。 「しかし同航空について私が知っていることや、同社が安全対策と乗員の訓練にどれほど力を注いできたかを考えると、彼らがあれほど素晴らしい仕事をしたという事実は驚くにはあたらない」 ブレイスウェイ

    「血で書かれた」安全基準 全乗客の命を救ったJALの徹底意識、契機は40年前の惨事