原発事故のあと操業の自粛が続いていた福島県沖のシラス漁が、11日再開し、久しぶりの水揚げに地元の漁港は活気づきました。 福島県沖のシラス漁は原発事故のあと操業の自粛が続いていましたが、事故後続けてきた検査で放射性物質がほとんど検出されていないとして、相馬双葉漁協が漁を再開することを決め、11日、原発事故後としては初めて漁を行いました。 相馬市の松川浦漁港には、朝早く出漁した34隻の船が午前9時半すぎから次々に戻ってきて、漁協の関係者が、船から水揚げしたシラスを運搬用の荷台に移し替えていました。 11日の漁では合わせて3.7トンのシラスが水揚げされ、久しぶりの水揚げに港は活気づき、漁業者や漁協関係者は笑顔を見せていました。 水揚げされたシラスは、このあと漁協が生の状態とゆでて加工したあとの2回、放射性物質の検査を行い、国の食品の基準値を大幅に下回って安全が確認された場合、週明けの月曜日に地元