現在、地球温暖化による異常気象がやがてわれわれの生活にさ まざまな不都合をもたらすことを疑う人はいないと思います。し たがって、道路特定財源の暫定税率の延長には絶対反対の人も環 境税に関してはなぜか寛容なのです。 なぜ、こうなったかというと、ノーベル平和賞に結びついたア ル・ゴア氏の映画『不都合な真実』をはじめとするあらゆる環境 キャンペーンの成果であると考えられます。 しかし、環境問題にはおかしなことがたくさんあります。明ら かなウソがまことしやかに強調されたり、ひとつ一つの現象に対 する科学的説明が十分でなかったり、ささいなことを針小棒大に 訴えたりしているからです。 そこで、EJでは今日からテーマとして地球温暖化問題を取り 上げることにします。何が正しくて、何が間違っているのか―― 題して「地球温暖化懐疑論」です。 2008年1月26日(土)に今年はじめての『朝まで生テレ ビ』/テレ