メジャーな感じの小説をざっと読んでみようと思ってそういうのをぽつぽつ集めてたら、ミステリジャンルのものが溜まったのでまとめて読む。前々からミステリは苦手なジャンルという印象があって、何がダメなんだろうな、と思いながら読んでいた。 松本清張 - 点と線 点と線 (新潮文庫) 作者: 松本清張出版社/メーカー: 新潮社発売日: 1971/05/25メディア: 文庫購入: 5人 クリック: 96回この商品を含むブログ (181件) を見る言わずと知れた有名作品。殺人事件の周辺にいた鉄壁のアリバイを誇る人物を、刑事は逆に怪しんでじわじわと追求していく。穴を開けたと思ったらより大きな壁が現れ、それでもそこに小さなほころびを見出して、というアリバイ崩しの経過が丁寧に語られていくところが面白い。社会派のはしりとも言われているけれど、犯人の動機がそうだというだけで、深く突っ込んではいないので、今読むと社会
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