千葉県市原市で開催されていた第45回全国社会人サッカー選手権大会(ゆめ半島千葉国体サッカー競技リハーサル大会、10月17日~21日)は21日、松本山雅FC(長野県)が同じ北信越リーグのツエーゲン金沢(石川県)を下して優勝した。 この大会は略して「全社」と呼ばれる。地域リーグで優勝出来なかったチームが、JFL(日本フットボールリーグ)への昇格枠を争う通称「地域決勝」(正式名称は全国地域リーグ決勝大会。11月開催)出場枠をかけて戦う意義が強い大会だが、翌年の国体リハーサルを兼ねてもいる。今年は2010年千葉国体のリハーサルとして、市原市で開催された。 国体推進課競技式典班の泉水氏は言う。 「通常、他県では3都市で分散開催しますが、今回の全社は市原市単独。5会場7コートを切り盛りするのは大変でした」 チーム数が減った2日目以降は落ち着いたが、予想外の盛況ぶりだったようだ。