「大日本人」 これは左右対称の美しい字面と共に「代日本人」や「第二本陣」の意味を持ち、また「Die 日本人」というメッセージも込められ、更に「アイダホニンジン」のアナグラムでもあるという*1非常に秀逸なタイトルである。このタイトルが決まった時点でこの映画の成功は9部9厘決まった。 …正直、褒め辛いんで、まだ褒めやすいタイトルを適当に褒めてみた。いやあ、ケチを付けようと思ったらそれこそ一昼夜グダグダ文句が言える未熟な映画で、殊能センセーの罵倒*2にもおおむね同意(でも、さすがにセンセーそろそろ新作出して下さい)。特に気になったのが、ドキュメンタリー部分の不徹底さで、何でこんなカット挿入するんじゃ、と度々イライラしたし、儀式のダメ出し等、時々前にしゃしゃりでてくるくせに何をやりたいのかさっぱり分からん未熟なインタビュアーが不快。 映画としては、「大日本人と赤いヤツの初戦」をドキュメンタリー撮影