敦賀市にある高速増殖炉「もんじゅ」の廃炉作業で、日本原子力研究開発機構は、原子炉近くの核燃料を保管用プールに移す作業が完了したと発表しました。 4年間にわたる核燃料の取り出しがすべて終わったことになり、もんじゅの廃炉作業は来年度から次の段階に移ることになります。 もんじゅの廃炉作業は、2018年から原子炉内の核燃料を、使用済み燃料プールまで段階的に移す作業が行われ、廃炉にあたる原子力機構は、年内にその工程を終える方針を示していました。 発表によりますと、原子力機構は13日、ことし予定していた124体の核燃料を移す作業を終え、原子炉内にあった530体の核燃料は、すべて燃料プールに格納されたということです。 これにより、4年間にわたる核燃料の取り出しが完了したことになり、もんじゅの廃炉は、来年度から、原子炉の冷却剤などに使われた液体ナトリウムの抜き出しを含む次の段階に移る計画です。 取り出した
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