日本ホメオパシー医学会大会が田町の笹川記念会館で行われました。 東京タワーが真近にあります。 昨年10月に、民間ホメオパシー団体に所属する助産師が、 生後に与えなくてはならないビタミンKの代わりにホメオパシーのレメディを与えて、 生後2か月の女児がビタミンK欠乏性出血症による呼吸不全で死亡ました。 これにより、ホメオパシーは日本歯科医師会、日本助産師会、日本薬剤師会などから 医療現場からの排除を訴える談話を発表しました。 しかし、この女児の死亡は、ホメオパシーが原因ではなく、ビタミンKを与えなかったことであり、 たまたま代役を果たすべき治療法がホメオパシーであったわけで、 これが漢方薬などの他の方法でも、結果は同じであると思います。 ですから、ホメオパシー効果を問題にするのではなく、 日本にはホメオパシーに関する医療制度がない点が問題であると思います。 医療国家資格者が必要な標準医療をした