蕎麦も好いけれど、肉が喰いたい時もある。ために、初めて訪う近間の焼肉店。 先ずは逸る気持ちを鋼の意思で抑え込み、野菜から戴きます。「季節のサラダ」の具材に季節感は有りませぬが、色合いは秋らしいかしらん。 而して愈愈のご対肉。肉を以て林と為す、とは參りませんが「肉の寄せ植え」くらいには種種盛り込まれています。中でも熟成タンの厚切りは一頭地を抜く美味でした。 一説には「放るもん」を語源とすると謂われるホルモン即ち腑の盛り合わせ。本當に放っていたのなら、勿体ないお化けが関西地方に大量発生していたでしょうから、屹度別に由来があるのでしょう。 (以下は別日の画像です)ロースであるのに差しが入ったマーブリングビーフ。「差しが入る」と謂う表現は重複表現の様で、何とはなしに据わりが悪い。識らんけど。 勿論美味しく戴きました。 ハツ、大きい。分厚い。美味しい。そして語彙は薄い。 燃えるのは闘魂だけにしましょ