やっと元気になったと思ったのに、また気持ちが下を向いてきた。疲れだろうか。アルバイトを始めて、人とも活発に会ったりして、その疲労が溜まってきたのかもしれない。 寄せては返す波のように、元気になったと思ってもまた落ち込んでくる。終わりが見えない。もう元気にはなれないんじゃないか、なんて不安になってしまう。 そう思うこと自体、今調子がよくないことを示しているんだろう。 やらなければいけないことがある時、不安はそこに向かう。課題が恐怖になる。やらなければ、というプレッシャーが気持ちを落ち込ませる原因なのだと思う。 就労していなければ、そのことが心を苛む。働いていないから、自分で生きる糧を稼がず親に依存しているから、社会に属していないから、だから不安になるのだと思う。 でも、やらなければいけないことがなくなったとき、気がつく。仕事を始めて、気がつく。状況が変わっても、不安はなくならない。対象のある