【日々雑感その181】 『中学生女子と、「考える」を、考える』 考えるには、材料ときっかけが必要。 自分のピンッとひっかかるきっかけ（感動や感激、気づき）をみつけて、思考をひろげてみる。 思考を広げる時、考える材料、知識や経験、人のアイディアや取り組みなど、いろんなことを知っておいた方が、思考は広げやすい。 本をたくさん読んでおいたり、さまざまな考えを持っている人たちと言葉を交わしたり。 いろいろなココロ揺さぶられる経験も、たくさんあったらいいかもね。 そんな思考を広げる作業をした後、思考をまとめていく。 今度は考えを深める。 考えを深めるには、テクニックを持っていると便利。 たとえば、ロジカルシンキング。 「イシュー（問いたて）」をして、結論を導き出す。 その結論にむけて、雄弁に言葉を尽くして説明していく。 途中で、間違いに気がついたり、筋が通らないことに気がついたら、あらためて、考え直

【日々雑感その173】 『占術考』 ぼくは、鍼施術とは別に、占いもやっています。 取り組みの根本は一緒なのですが、お仕事としては別々に。 最近ここしばらく、ずっと調べ物をしていました。 もともと、ぼくは、東洋の占術である「易占」をずっとやってきたのですが、学びを補うために、西洋の占術にも、取り組んでみました。 西洋の占術に、タロットカードというのがあります。 東洋の「易占」もイーチンタロットカード（易カード）というのがあります。 どちらもカードの絵柄をみて、鑑定をするのですが、そもそもそのカードの本質が、何を表しているかを明確にしておいた方が、カードが示してくれているメッセージを読み解きやすい。 東洋の占術や、医術（鍼灸）は、核になるもののキーワードとして、「気」という概念で説明できます。 「気」とは、さまざまな事象の働き全般を示す便利な言葉。 西洋の占術の核になるキーワードって、なんだろ