お盆・お彼岸お留守番担当のハルハナは、とある親戚相手に、わたし一押しの果物・フェイジョアのことを熱く語りました。 時間にして20分くらいでしょうかね。20分というのは親戚回りでは大抵の親戚が「そろそろ」と言って腰を上げる時間分ということです。その20分間、想像力をフルに使って話を聞いて下さるので、ついつい…… その親戚のところに、この秋、フェイジョアを持って訪ねました。 居間に通されながらあーだこーだと話し、座布団をすすめられてからは「お盆のときにいらっしゃった方にお話しした果物なんですけど」とフェイジョアのことを語り、「ああ、そういえばなんだか言ってたわ、半分に切ってスプーンで食べるとか……」とおっしゃったのを受けてフェイジョアを見せるために袋を開け、メモを入れてきたのでこのころに召し上がってください、こちらの小袋のは今日が食べごろなので目安にしてくださいと示したところ、「ずいぶん香るの