投影式のレーザーキーボードというと、SFやアニメの世界に出てくる憧れのアイテムというイメージが強い。近未来感があり人目を引くこともあってか、先端技術展でよく似た入力デバイスのプロトタイプを見ることもある。ただ、どちらかと言えばイロモノ感が強く、実用性は“あと1歩”というパターンが多い。 今回紹介するのは、エレコムが発売した投影型キーボード「PBL042BK」だ。手のひらサイズで77グラムの軽量ボディ、ケーブルを必要としないBluetooth接続、そして専用ストラップが付属するなど、モバイル用途を強く意識した仕様で、スマートフォンやタブレットデバイスとともに持ち歩くという利用シーンを想定しているのがうかがえる。 この未来感あふれるアイテムが、実用に耐えうるか、それとも“おもちゃ”の域を出ないのかチェックしていこう。 デスクの上にキーボードを投影