札幌市東区の路上で、25日、帰宅途中の女性を包丁で刺し大けがをさせたとして、児童相談所に通告された12歳の中学1年生の少年は「人を殺すところを想像していた」などと話す一方で、「家族への不満があった」という趣旨の話もしていることが捜査関係者への取材でわかりました。警察は、詳しいいきさつや少年の家庭環境などについてさらに調べることにしています。 警察によりますと、事件の直前、現場付近の防犯カメラには、この少年と見られる人物が、数百メートルにわたって被害者の女性のあとをつけるような様子が写っていたということです。 また、少年はこの女性と面識がなく「人が死んでいるところや人を殺すところを想像していた」などと話している一方で、「家族への不満があった」という趣旨の話もしていることが捜査関係者への取材で新たにわかりました。 法律の規定では、14歳未満は、教育や指導を重視する観点から刑事責任を問われること