去年、新潟市で小学2年生の女の子を殺害し、線路に遺体を遺棄したとして殺人などの罪に問われている男の裁判で、遺体を解剖した医師が証人として呼ばれ、「少なくとも5分以上首を絞められたと考えられる」と証言しました。 今月8日に開かれた初公判で被告は「殺意はなかった」と述べた一方、検察は「首を5分以上絞めて殺害した」などと明確な殺意があったと指摘しました。 11日、新潟地方裁判所で開かれた裁判では解剖にあたった医師が証人として呼ばれました。 医師は遺体の状況について「首に明らかな圧迫のあとは認められないが顔がうっ血していた。少なくとも5分以上首を絞められていて、意識を失ってからさらに2分以上の圧迫があったと考えられる。殺意があったのではないかと感じている」と証言しました。 これに対し、弁護側から殺意の有無を法医学の観点から扱えるのか尋ねられると、医師は「5分以上首を絞めたとしたら一般的になにかの意