このところ派遣社員のミスが多い模様で、出社するたび、連絡ノートにあーだこーだ書いてある。 そこで登場するのがお局。もちろんお局も派遣だよ。 今日はもう仕方ないからあたしは謝った。あたしのミスかどうかはいざ知らず、いやあたしかも知んないよ、でもわかんないからね、えー?!あたしだけの責任???絶対にあたし?ってそん時は思った、でもお局は誰かに謝って欲しいわけ。てゆーか、誰かのせいにしてしまいたいわけ。 今日はいちばん下っ端のあたしにいちばん言いやすいってことだ。そう受け止めた。それで謝った。おもしろくねーな、と思いつつ。謝りゃあとは何とかなる。 お局は満足して、その後は協力して同じ担当の仕事もいっしょに笑顔で済ませた。 都合のいいように、つまりなんらかのミスが起きたとき、当て馬のように下っ端のあたしはお局に扱われるのだな。年季のいかない同僚たちも同じ体験してるみたいで、そう思ってるっぽい。 そ