春の風が渡っていきます。 見晴るかす大草原は、チェコ・モラヴィア地方。 今日ご紹介する画家のふるさと、スラブ民族の大地です。 ボヘミアンと呼ばれた人です。すごした町は、ウィーン、パリ、そしてニューヨーク。 アルフォンス・ミュシャ、世紀末に咲いたアール・ヌーボーの華。 今日の作品はこのお城の中にあります。正面の入り口には、彼の代表作が看板となって来訪者を迎えてくれます。 小道を抜けると、レモンイエローの古城がその姿を現します。 受付のオバちゃんのこんなひと言。「ようこそ、いらっしゃいました。ゆっくり楽しんでいって下さい。」そう、ゆっくりと。階段を上がるとその絵が見えてきます。かつての舞踏の間に、今日の作品。アルフォンス・ミュシャ、「スラブ叙事詩」。 最大のもので、縦6メートル、横8メートル。全20点にも及ぶ、壮大な連作です。 Mucha Trust 2004 始まりの一枚
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