“これまでの人生はどんな生き方でしたか?がんを抱えて、これからどう生きたいですか?” 緩和ケア医の西智弘先生は初診で患者さんにこう質問をする。 質問の意図は、一人一人違う生き方を患者さんと緩和ケア医師で一緒に考え、患者さんのゴールを定め、そのゴールを目標に寄り添い治療を決めていくためだ。 “そんなこと今まで一度も考えたことが無い。” 多くの患者さんはそう答えるそうだ。 “先生にお任せします。” 人によっては生き方をお任せする人もいるそうだ。 だから初診には1時間ほどじっくり時間をかけて患者さんのこれまでの生き方、何を大切に生きていたのか話し合う。高いコミュニケーション能力と人間性を必要とする。 7/14(土)より映画『毎日がアルツハイマー ザ・ファイナル〜最期に死ぬ時。』がポレポレ東中野、シネマ・チュプキ・タバタほか全国順次公開される。 関口祐加監督のお母様が痴呆症になり、介護をする日々を
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