ブックマーク / note.com/hatanohiroshi (2)

  • 自分の死に方を選ぶ。|幡野広志

    “これまでの人生はどんな生き方でしたか?がんを抱えて、これからどう生きたいですか?” 緩和ケア医の西智弘先生は初診で患者さんにこう質問をする。 質問の意図は、一人一人違う生き方を患者さんと緩和ケア医師で一緒に考え、患者さんのゴールを定め、そのゴールを目標に寄り添い治療を決めていくためだ。 “そんなこと今まで一度も考えたことが無い。” 多くの患者さんはそう答えるそうだ。 “先生にお任せします。” 人によっては生き方をお任せする人もいるそうだ。 だから初診には1時間ほどじっくり時間をかけて患者さんのこれまでの生き方、何を大切に生きていたのか話し合う。高いコミュニケーション能力と人間性を必要とする。 7/14(土)より映画『毎日がアルツハイマー ザ・ファイナル〜最期に死ぬ時。』がポレポレ東中野、シネマ・チュプキ・タバタほか全国順次公開される。 関口祐加監督のお母様が痴呆症になり、介護をする日々を

    自分の死に方を選ぶ。|幡野広志
    k45115
    k45115 2018/07/08
  • 溺れる人に藁をつかませる人。|幡野広志

    取材を受けていたNHKクローズアップ現代が6月5日に放送された。 代替医療から勧誘を受けているガン患者として、ほんの少しだけ紹介されている。 驚くほど多くのガン治療の代替医療があることを、ガン患者になって知った。 代替医療というのは治療効果の薄い、もしくは認められていない、乱暴に言えばインチキ医療のことだ。 医師が開業するクリニックで行われるなんちゃら免疫療法やら、怪しい健康品、マッサージまで幅広い。 僕の中で印象深いインチキ医療の勧誘は、赤ちゃんプレイ療法とバイアグラ療法だ。これマジだぜ。別々に勧誘されたけど、並行して治療したら絶対ヤバイよね。 もちろん治療効果が認められないから健康保険は適用されないので高額だ。 藁をもすがるガン患者や家族からお金を毟りとり、後悔を与える卑劣な行為だと僕は思う。 後悔って書いてるけど、赤ちゃんプレイもバイアグラもやってないからね。 ここまで読んだ人の大

    溺れる人に藁をつかませる人。|幡野広志
    k45115
    k45115 2018/06/05
  • 1