節目の年を迎えた男の胸中は――。今年でプロ10年目を迎えた日本ハムの斎藤佑樹投手(32)。今季はここまで一軍昇格はなく、二軍戦でも中継ぎとして11試合に登板して1勝3敗、防御率6・57ともがき苦しむ日々が続いている。27日発売の「週刊文春」では「ハンカチ王子引退へ」との記事が掲載されるなど、その動向に大きな注目が集まっているが…。当の本人は引退を「完全否定」していることが分かった。 【写真】野球大好き有名グループ所属美少女アイドルが「佑ちゃんに会いに行きたい!」 過去2年、一軍での勝ち星から遠ざかっており、近年は主に中継ぎとして生き残りへの道を模索している斎藤。オフから新たに習得した変化球「名護カーブ」を武器に投球の幅を広げたが、課題とする制球にばらつきを見せ、今季は二軍戦で11試合、12回1/3を投げて15四死球と昨年を上回るペースで四球を与えてしまっている。一軍の中継ぎ陣も比較的安定し