7月17日、米国の首都ワシントンの商業施設で警備任務にあたっていた警備ロボットが、噴水に転落し“おぼれ死んだ状態”で発見された。 ナイトスコープ(Knightscope)社が開発したこのロボットは、スティーブという名前の勤務開始から1週間目の “新人” だったという。スティーブは噴水の周囲の階段につまずき、悲惨な死を迎えることになってしまった。 実は筆者はこのスティーブに会ったことがあった。彼の勤務地であるジョージタウンの施設を散歩している際に彼を見かけたが、その時スティーブは充電マットの上で、パワーをチャージしている最中で、胸には「シリコンバレー出身(Designed and built in Silicon Valley)」との文字が誇らしげに表示されていた。 一体なぜスティーブは頭から噴水に突っ込むような事になったのだろう。報道によると、センサーが階段を検知できなかったからだという。