「疑似科学とのつきあいかた」 2010.7.21 疑似科学とはなんだろうか 長島雅裕(長崎大学教育学部) ※先週の議論を思い出しながら考えてみよう 2 ホメオパシー:その後(1) ● 5/26の授業で触れた件(おそらく) 「ビタミンK与えず乳児死亡」母親が助産師提訴 生後2か月の女児が死亡したのは、出生後の投与が常識になっているビタミンKを与えなかったた めビタミンK欠乏性出血症になったことが原因として、母親(33)が山口市の助産師(43)を相手取 り、損害賠償請求訴訟を山口地裁に起こしていることがわかった。 助産師は、ビタミンKの代わりに「自然治癒力を促す」という錠剤を与えていた。錠剤は、助産師が 所属する自然療法普及の団体が推奨するものだった。 母親らによると、女児は昨年8月3日に自宅で生まれた。母乳のみで育て、直後の健康状態に問 題はなかったが生後約1か月頃に嘔吐(おうと)し