美崎氏の本はどれも面白くて良く売れているようだ。 この本もすごく面白くて勉強になった。 なので「どうしてこの本は面白いのだろう」と真剣に考えながら読んでみた。 そして浮かび上がってきたのは、以下のポイントだ。 当たり前なことを違う視点で見ている トピックごとに具体例が入っているためリアリティーに富んでいる こだわる部分は徹底的にこだわっている ときどき脱線してお茶目な部分が見え親近感が湧く まず、「当たり前なことを違う視点で見ている」について。 本書には「年賀状は続けることに価値がある」という項目がある。 多くの人、特に僕らのようなデジタル人は「年賀状は虚礼だから廃止しよう」という傾向が強いと思っている。 僕はここ数年迷いつつ、消極的に続けている感じだったのだが、美崎氏はハッキリとした視点を持っている。 「年賀状は、今まで会った人との距離を縮め、何度も会うという物理的な時間を短縮してくれる
先送りの原因はこれだ!! この本はタイトルのとおり、クラウドを活用したタスク管理の手法について書かれている。 使用するクラウドツールはToodledoとTogglだ。 この二つのツールについては以前エントリーを書いているので参照して欲しい。 究極の時間管理ツール! “Toggl” はiPhoneとMacとWebで同期できる!! | No Second Life タスク管理ツール “Toodledo” がかなり良い!! | No Second Life さて、多くの人にとって、「絶対やらないと社会的信用を失うような重要タスク」をやらずに納期を過ぎるということはさすがにないと思う。 問題は、この「絶対やらないと社会的信用を失うような重要タスク」に取り掛かるのがギリギリになった結果、それより下の優先順位の仕事が後にずれたり、飲み会をキャンセルするハメになったり、お金を払ったセミナーに行けなくなっ
利用シーン別クラウド徹底活用術 クラウドサービスには似た機能を持つものも多い。 たとえばオンライン・ストレージであればDropbox、SugarSync、Box.netなど。 タスク管理サービスであればRemember the Milk、Nozbe、Toodledoなど。 写真管理サービスにはFlickrやGoogle Picasaなど。 この本では、これら類似サービスの比較などは一切省き、著者が活用しているツールに絞って解説が加えられている。 しかも、主体はクラウドではなく、クラウドを活用する「人間」に置かれている。 日々の仕事や生活を尖ったものにして、最大の効果を発揮するにはどうしたらいいのか? 視点はそこにおかれている。 だから、この本にはあなたが利用しているクラウドサービスの紹介がなく、他のサービスが説明されている可能性も高い。 そんな時には、自分が活用しているサービスに該当部分を
ライフハック心理学の佐々木正悟さんから献本いただきました。ありがとうございます。 この題名をみれば、たぶん中を開く前から本書に対するイメージはかなり確定していると思います。なるほど「習慣」の話か、そしてそれを続けるための方法が50個書いてあるのか、と思う人が多いはず。 でも佐々木さんの本をご存じの方なら、「何かちょっと変化球が入っているはず」と思うことでしょう。鋭いひとならお察しの通り、題名が「続けるための方法」ではなく、「続ける人になる方法」となっているあたりにライフハック心理学的なスパイスが入っているのです。 「続けること」は目的ではない ちょっと言葉遊びみたいになるのですが、ダイエットであれ、言語やスキルの習得であれ、ブログの執筆であれ、何かの習慣を実践したいと考える場合、その多くは「続けること」それ自体に意味があることはまれです。 ただ、ダイエットみたいに一日や二日では目的を達成で
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