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2007年11月20日のブックマーク (2件)

  • 失敗の可視化:Geekなぺーじ

    「失敗を未然に防ぐアドバイスを適度に行う人」というのは非常に偉大な存在であるにも関わらず、なかなか評価されにくいのではないかと思う事があります。 逆に、「何かを大成功に導いた人」や「大失敗の後始末で落下傘部隊として投入される人」というのは目立つので、評価されやすい傾向があるのではないかと思います。 これらの違いは何だろうか?という疑問を脳内で考えていくと、「失敗の可視化」が足りないのではないかという結論に達しました。 失敗を適度に回避して問題なく事を遂行すると、全てがスムーズに進みます。 まるで、何も障害など無い状態で全てが行われたようにスムーズに全てが進むと、実は危険を回避してくれた人があまり目立たずに終わってしまいます。 これは、知らない土地で運転していて裏道を通った時に似ているのかも知れません。 「いつも渋滞をする」「普通なら1時間かかる」といった「失敗」の状態を知っているときに、裏

  • 活字中毒R。

    『のはなし』(伊集院光著・宝島社)より。 (「『好きな理由』の話」というエッセイの一部です) 【2年ほど前になるか、自分の担当しているラジオの深夜放送に立川談志家元をお呼びした時のこと。もともと古典落語の道をドロップアウトして今の世界に逃げ込んできた僕としては、談志家元は特別な存在で、何より6年間の修行時代にピリオドを打った理由の一つが「名人立川談志」の落語だった。 仕事疲れか、それが素の状態なのか、不機嫌そうにスタジオ入りした家元。僕は「機嫌を損ねて帰ってしまわないうちに…」とばかりその話をした。 「僕は落語家になって6年目のある日、若き日の談志師匠のやった『ひなつば(古典落語の演目の一つ。短く軽い話で特に若手の落語家がやる話)』のテープを聞いてショックを受けたんです。『芝浜』や『死神(ともに真打がおおとりで披露するクラスの演目)』ならいざ知らず、その時自分がやっている落語と、同じ年代の