◇政府内に懸念の声 民主党の小沢一郎前幹事長の党代表選出馬が、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設問題にも影響を与えそうだ。沖縄県名護市辺野古に移設するとする日米共同声明を継承する菅直人首相に対し、小沢氏は辺野古移設に慎重で、代表選でも普天間は争点になるとみられる。菅政権は代替施設の工法などの決定を11月の知事選後まで先送りし、仲井真弘多(なかいまひろかず)知事の再選を経て連携に期待を抱くが、小沢氏が知事選で「第3の候補」擁立に動くとの見方も浮上。普天間問題の行方は混とんとしてきた。【井本義親、西田進一郎、野口武則】 「民主党の基本的な考えが分かりにくく、県民の怒りがどこまで通じているかも分からない。代表選で何が争点になるかは、私としては見守るしかない」 仲井真知事は27日の記者会見で、民主党代表選への感想を問われ、困惑した表情を浮かべた。県幹部は「小沢さんが当選すれば政府の対応が変わ
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