トップ > 社会 > 速報ニュース一覧 > 記事 【社会】 空き缶+携帯でセシウム測定、地図化へ 豊橋技科大助教ら 2011年9月16日 10時04分 福島第1原子力発電所による放射能汚染の実態を調べようと、愛知県豊橋市の豊橋技術科学大工学部の相田慎助教(36)ら10人が、携帯電話と空き缶で農地の放射性セシウム濃度を測り、地図化するプロジェクトに取り組む。田畑の汚染状況を知りたいという被災農家の願いに、有志の研究者が頭脳を結集させた。福島県南相馬市の農家20戸の協力を得て9月下旬、実証実験を始める。 500ミリリットルのビール缶の上部を切り、土を採取。次に緯度と経度を正確に測定できるアプリケーション(応用ソフト)をダウンロードした携帯電話のカメラで缶底の製造番号を読み取り、採取場所などを特定できる固有のIDを作る。 採取した土のセシウム量は、放射線測定ができる一般社団法人(福島市)で測り、