『第16回文化庁メディア芸術祭』マンガ部門は、ブノワ・ペータースとフランソワ・スクイテンの『闇の国々』が初めて海外作品として大賞を受賞。さらにエマニュエル・ルパージュの『ムチャチョ―ある少年の革命』が優秀賞に輝くなど、これまでに増して海外作品の受賞が目立った。ところでこれらはいずれも「バンド・デシネ」(以下BD)と呼ばれるフランス語圏のマンガ。宮崎駿や大友克洋、浦沢直樹らが多大な影響を受けたことを公言してはばからない作家メビウスもBDのひとつだと付け加えれば身近に感じられるだろうか。メビウス追悼号を発行したBD雑誌『Euromanga』も、今回の文化庁メディア芸術祭の審査委員会推薦作品に選出されている。同誌の編集長を務め、日本におけるBD普及に孤軍奮闘されていたフレデリック・トゥルモンドさんに、いまにわかに何度目かのブームを迎えつつあるBDの魅力について話を聞いた。 フランス語圏発のマンガ
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