14日は、大阪難波駅に集まった鉄道ファンが見守る中で出発式が行われたあと、午前8時に一番列車が出発しました。 新型特急「ひのとり」は大阪難波駅と近鉄名古屋駅を結び、当面は定員239人の6両編成で毎日6往復、運行されます。 赤い車体の外見やゆったりとした車内空間などから気品あるイメージを、翼を大きく広げて飛ぶ「ひのとり」に重ね合わせて命名されました。 一番列車に乗車する20代の男性は「予約開始の日はパソコンに張り付いてクリックボタンを連打し、なんとか一番列車の座席を確保できました。新しい車両や座席を満喫してきます」と話していました。 「ひのとり」は、これまでの特急よりも座席の間隔が広くなっているほか、スマホやパソコン用の無線のインターネット接続サービスを無料で使えます。 また、先頭と最後尾の2両は「プレミアム車両」で、2人がけと1人がけの横3列で、電動のリクライニングやシートを温める機能もつ