「読者が触れている文化に、自分も触れていこう」の精神 工藤雄大氏(以下、工藤):(イベントが)「そろそろ終わるんじゃないか?」とみなさん思っているかもしれませんが、検討した結果、15分延長させていただきます! (一同拍手) 宮島礼吏氏(以下、宮島):(このまま話を続けて)いいですか? 工藤:15分延長させていただきます。なので、このまま引き続き。 宮島:しゃべりすぎましたね。 畑健二郎氏(以下、畑):(笑)。 工藤:(宮島氏の)作品を読んでても、それこそ「レンタル彼女」という制度を作品に入れたのは、たぶんそういったところからですかね。 宮島:そうですね。だから絶対“引き出し”に何かなくなるだろうなというのは、めちゃめちゃわかってたので。 工藤:どんどん詰め込んで……。 宮島:どんどん新しいものを入れて、そういう親近感のある文化を描いたほうが、読者も絶対伝わりやすいし。だから読者が触れている