フランスを拠点に活躍する英出身の女優で歌手のジェーン・バーキン(64)が、東日本大震災の無料復興支援ライブや被災者の激励のため急きょやってきた。周囲の反対を押し切っての来日だ。 バーキンは自費で航空券を購入、5日に到着した。6日昼にはまず、東京日仏学院(東京都新宿区)で行われた会見に桜の枝を持って登場。自宅で被害を伝えるテレビ映像を見て、パリの日本大使館で記帳し、「私でできることならなんでも協力するわ」と申し出たという。11日にはパリのロンポワン劇場で行われるチャリティーコンサートにフランシス・レイらと出演することが決まっていたが、「4日間、体が空いていたし、航空券を買うお金も私にはあった。だから私は今、ここにいるの」と語り出した。 「日本には40年前から、もう十数回来ている。そんな日本の惨状にいてもたってもいられなかった。仙台にはコンサートで行ったことがあるの。あのとき楽屋から見えた海辺
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