さて、私(高羽彩)が3月に出演するろりえ『ミセスダイヤモンド 2022』が、劇場都市TOKYO演劇祭から辞退しました。 これによって私と演劇祭の間にはなんの関係もなくなりましたので、「知らぬ間に演劇祭の当事者になって、すぐにリリースされた人間」からみた、この演劇祭の問題について書き残しておこうと思います。 私がこの演劇祭の抱える問題を知ったのは、1月26日。おそらくこの文章を読んでいる皆さんとそう大差ないタイミングでしょう。 某企業の商品を笑顔で掲げる出演者の写真とその引用リツイートがTLに回ってきたのです。 その時の私の心情はこちら 演劇祭そのものについての認識は「あー確か小劇場主催の演劇祭が立ち上がったというツイートを読んだなぁ。いいねぐらいはしたかもしれない…」という程度。愛国思想強めの演劇祭とは知りませんでした。 その後、こういう趣旨の演劇祭に参加するのはどんな団体なんだろう?と演
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