ブランディングの定義とは ブランディングには3つの要素があります。それは、「コンセプト(コンセプトデザイン)」「ターゲット(ターゲティング)」「ポジション(ポジショニング)」です。 もう少し細かく言うと、ブランディングと...
![ブランディング、宣伝広告、マーケティング、PRの違いを画像で示してみた](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/a9b0e847dac27f9c19be7a90a0fb31fd7acde92a/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwakarukoto.com%2Fwp-content%2Fuploads%2F2015%2F05%2F976cf5b603b5c9abc116dc0671788b79_m.jpg)
ブランディングとは、商品やサービスのコンセプトを特定のユーザーに価値があると認識させ、市場のポジションを築くマーケティング戦略のことを言います。 企業はブランドを確立することで、市場から商品に対する価値とともに共感や信頼などを得られるため、他社とは差別化された顧客を獲得できます。 ブランディングと聞くと、エルメスやグッチなどの高級ブランドをイメージし、一部の商売にしか当てはまらないと思う人も多いでしょう。ただ、ブランディングが高級商品のみの特別なことだという考えは間違いです。 ブランディングは、ほとんどの商売において重要な戦略であり、昔から行われてきました。商店街の八百屋も、近所の駄菓子屋も、商売を行えているなら、何らかのブランディングされた特徴を持っています。 「商店街の八百屋?近所の駄菓子屋?」一見ブランドとは縁がなさそうな商売でも、商品が買われるのは消費者が何らかの価値を感じているか
こんにちは。ピースのブログからお届けしています。 営業研修を行うと必ず出るテーマの一つが差別化に関するものです。どのマーケットでも競合が乱立しているためコンペになることが多く、競合他社との違いを明確にすることが求められています。 人材育成に関する研修・コンサルティングを生業とする当社ですが、お客様との面談時に「どんな研修が得意ですか?」「特に力を入れているテーマは何ですか?」といったご質問を良く頂きます。 比較的幅広いテーマに対応させて頂いているのですが、「何でもできます!」だと「どのテーマも専門ではない」という印象を持たれますし、「これが専門です!」と言うと範囲が限定されるため、お客様のニーズに合致しないリスクがあります。なかなか難しいところです。 そこでお客様のニーズに応えながらも、競争優位性を獲得するための「ポジショニング」について考えていきたいと思います。理屈だけではピンと来ないの
早稲田大学商学学術院長兼商学部長 恩蔵直人(おんぞう・なおと)●1959年、神奈川県生まれ。82年早稲田大学商学部卒。87早稲田大学商学部助手、89年同専任講師などを経て、96年教授に就任。2008年より現職。エステーの社外取締役も務める。近著に『コモディティ化市場のマーケティング論理』『R3コミュニケーション』(共著)、『コトラーのマーケティング3.0』(監訳)など。 ポジショニングを修正して売上8倍に 前回、マーケティングが機能的価値、情緒的価値、社会的価値を訴求する形で発展してきたことをご説明しました。今回もいくつかの成功事例をご紹介しましょう。 資生堂が展開する「シーブリーズ」というボディケア製品のブランドがあります。海に行ってシャワーを浴びたあとなどに使用して、ひんやりするデオドラントが主軸です。このシーブリーズが2、3年前、マーケティング戦略を大幅に変更しました。かつては20代
御社がお客さんに選ばれている理由は何ですか? 競合商品と比較して、もしくは、どうしても御社の商品/サービスがいいと思って選んでくれる理由を自ら理解しているでしょうか。お客さんが選んでいる理由を知らず勘違いして、変えてしまったら、きっとお客さんは違う商品/サービスを選ぶでしょう。 今回は、御社が選ばれる理由(これから選んでもらう理由)を明確化するステップについてご紹介します。 USP : Unique Selling Proposition USPとは、自社(自社商品)のみが持つ、独特の強みのことです。他社や他社商品との差別化が行える、お客さんに対しての特有の提案を意味します。このUSPを明確にでき、自ら説明できることが営業の方には特に重要です。 けれど、このUSPは最初からあるものではありません。「特徴」というと、その商品/サービスが最初から持っている特性と考えがちですが、違います。USP
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