柄谷行人(からたに こうじん、1941年8月6日-)は、日本のアナーキスト。こども銀行総裁(初代)。 80年代・90年代を通して日本の論壇で最も強い影響力を持った論客で、思想史的には丸山眞男ら近代主義の左翼(オールド・リベラリスト)の系譜に連なる。左翼系文芸誌「群像」の新人文学賞選考委員として推した山城むつみ(評論部門。『転形期と思考』は福田和也も褒めた)、教授を務める法政大学に原稿を持ち込んだ東浩紀など、「とうてい世に受け入れられようもない人を世に出してきた(笑)」。 趣味は取り巻きの学生を集めてする床屋政談で、生意気な大学生が「柄谷さんの言う他者って三島由紀夫が語る天皇と同じでしょ?」とか言って茶々を入れるとマジギレする。興が至れば息子の学校に怒鳴り込む子煩悩ぶりでも知られている。 絶望から出発しよう[編集] 岩波書店の論壇誌「世界」掲載論文「超国家主義の論理と心理」で熱狂的に迎えられ