3月28 ウェヌス（ビーナス）神殿 ～カエサルのフォルム横 より大きな地図で ウェヌス（ビーナス）女神の神殿 を表示 カエサルのフォルムに隣接するウェヌス神殿です。 共和政末期、力を持ちすぎたローマ市民が相争うようになって、 ローマ社会が機能不全に陥った際、帝政の基礎を作って、 ローマを再生したのが、ガイウス・ユリウス・カエサルさんです。 英語読みで言うならば、有名なジュリアス・シーザーさんです。 ローマの名前の表記法は、 個人名・氏族を表す名前・氏族の中の家族を表す名前になります。 ガイウス（個人名）・ユリウス（氏族名）・カエサル（家族名） 日本で言えば、 藤原（氏族名）・豊臣（家族名）・秀吉（個人名） 氏族を表す名前・氏族の中の家族を表す名前・個人名といったものです。 カエサルさんは、ローマでも最古参にあたる氏族、ユリウス一門に属します。 ユリウス一門は、先祖をアイネアス（女神ウェヌス

3月16 トロイ遺跡　　　～ローマ人のルーツ トロイの末裔ローマ人の先祖、アイネアスさん。 トロイの木馬の計略によってトロイアが陥落した際、トロイ王の娘婿であり、女神ビーナスとアンキーセースの子であるアイネアスは父を背負い、幼いアスカニオスの手を引いて燃える都から脱出しました。 何隻かの船に分乗したアイネアス一行は、ギリシャの島々やカルタゴを転々として、女神ビーナスの導きにより、400年後誕生するローマ近くの海岸に達して、その流転の航海を終えます。 その子孫が、ローマ建国の王、ロムルスさんです。 つまりローマ人達は、トロイの末裔だったんですね。少なくとも本人達はそう誇っていました。 ここはトルコ、トロイ遺跡です 大きな地図で見る ↑↑ Aの部分がトロイ遺跡です http://ameblo.jp/rowman/ 資本主義もヤバイし変わる新しい主義のﾈﾄ小説　トップ 資本主義もヤバイし　変わる

3月14 ヤヌス神殿　　跡地　サン・ニコラ・イン・カルチェレ教会 ヌマ・ポンピリウス（Numa Pompilius, 紀元前750年 - 紀元前673年）は、王政ローマにおける2代目の王様です。 ヌマ王の業績の中でも最も有名なものが、ヤヌス神殿の建立でした。これは始まりと終わりの神ヤヌスに捧げられたもので、この神殿の扉は戦争のときは開かれ、平和なときは閉じられるとされていました。扉はヌマ王の治世中はずっと閉じたままでありましたが、彼の死後は開いたままとなり、ローマが帝政となるまでの間に閉じられたのはポエニ戦役後の6年間だけでした。 画像はヤヌス神殿の基部が残るサン・ニコラ・イン・カルチェレ教会です。 柱には古代の神殿の柱が利用されています。 大きな地図で見る 資本主義もヤバイし変わる新しい主義のﾈﾄ小説　トップ http://ameblo.jp/rowman/ 資本主義もヤバイし　変わる新

3月12 フォロ・ロマーノ フォロ・ロマーノがいつごろからローマ市の中心となったのかは、はっきりしません。伝承では、ロムルスとレムス兄弟に率いられたラテン人がローマを建設したのは紀元前753年頃とされます。フォロ・ロマーノの整備は紀元前6世紀頃に始まります。 フォロ・ロマーノは、東西約300m、南北約100mに渡って存在する古代ローマの中心部「フォルム・ロマヌム」の遺跡です。古代ローマでは、たいていの都市に政治・宗教の中心としてフォルム（英：フォーラムの語源）と呼ばれる広場が置かれていましたが、フォロ・ロマーノは首都に開設された最初のフォルムであり、最も重要な存在でした。ローマでは、後に諸皇帝によっていくつかのフォルムが建設されましたが、3基のバシリカと元老院議事堂を備えたフォロ・ロマーノは、そのなかでも中心的存在として機能し続けました。 大きな地図で見る 資本主義もヤバイし変わる新しい主